高血圧、糖尿病などの慢性疾患の患者さんが多く通院されています。
まず第1に、より早く検査を行い、可能であれば診察当日に診断をつけ、手術や専門医の治療が必要か判断し、必要であればすぐに紹介を致します。採血、CT、エコー、骨密度、胃内視鏡検査などはほぼ当日行える体制をとっています。
第2に内視鏡検査は苦しくない、痛みのない検査を行っています。
第3に睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断治療を積極的に行っています。携帯PSG検査(ご自宅でできる検査)、PSG検査(1泊入院検査)にて診断し、現在350名を超える患者さんがCPAP療法(睡眠時無呼吸症候群の治療)を受けておられます。
第4に循環器科、ペースメーカー外来など専門外来も行っています。
(内科一般、循環器、消化器)
安全、安心、苦痛のない内視鏡検査を受けていただくことを目標に、日々検査を行っています。早期発見ができれば、おなかを開けずに内視鏡で治療することも普通となっています。
当院では積極的に鎮静剤を使用しておりますので、特に以前受けた内視鏡検査がつらかった方はご相談ください。
また当院では大腸検査を行ってポリープが見つかれば、そのまま大腸ポリープ切除を行い、基本的に日帰りで帰宅していただいています。(大きいものや深くまで浸潤しているものは切除できないことがあります。また切除できても入院が必要となる場合もあります。) 大腸ポリープとは、大腸の粘膜に発生した限局性隆起病変の総称です。大腸ポリープには良性のものもありますが、初期のがんであったり、放置するとがんへと進行するものも多く、内視鏡的にポリープの切除を行うことでがんの進行を未然に防ぐことが出来ます。大学病院などでは大腸ポリープ切除は入院で行うことが一般的ですが、当院では患者さんの負担を考え日帰りで行っています。
*安全を期すために採血等、事前に検査が必要な場合もあります。
①検査までの流れ
*鎮静薬を注射して検査することもできます。
②検査の後の流れ
③検査後のご注意
①検査までの流れ
*検査時間は患者さんごとで多少異なります。
②検査の後の流れ
③検査後の注意事項
検査は原則予約制ですが、胃の痛みなどで辛いときには、とりあえず食事を抜いてご来院ください。
ピロリ菌の検査は、胃カメラのときに同時に行うこともできますが、陽性率が高くないため採血や尿での検査をお勧めします。
当院では鎮静剤を使用することで痛みや苦痛の少ない内視鏡検査を行っています。
まず診断精度上の理由ですが、便をすべて出し切ってきれいな状態にして観察しなければ病変が便に隠れて見つけられない可能性があります。
次に、挿入時の苦痛に関係する理由です。便が残っている場合は、内視鏡挿入の段階で残便によって視野が妨げられ‘無痛の挿入法,が完遂できない可能性があります。つまり検査前の洗浄液で腸を十分にキレイにしておくことは検査を最高水準にするために必要なのです。
ポリープの形状にもよりますが、ほとんどのポリープは日帰りで その場で切除可能です。大きいポリープの場合は入院が必要になったり 後日改めて切除になることもあります。 ただ希に入院の適応があるサイズのものに関してはその場で切除を行わず、入院処置をお勧めしています。
大腸の粘膜には知覚神経がありませんので、内視鏡でポリープを切除する際の直接的な痛みはありません。しかし、ポリープのある場所によっては内視鏡をひねったりしながら切除しやすいポジションで治療を行うため腸管が引っぱられて痛みに似た感じがすることがあるようです。そのような患者さんの不快感を緩和するために、鎮静剤を使いよりリラックスした状態で治療を行っています。